日本共産党中央委員会2022年1月発行の『あなたの「?」におこたえします』日本共産党綱領の話、パンフからです。

米軍は日本を守ってくれる?

海兵遠征軍、空母打撃群、遠征打撃群、航空宇宙遠征軍…、日本にいる米軍は海外への“殴り込み部隊”ばかり。「沖縄の海兵隊に日本防衛の任務はない」(米国務長官、85年)"日本を守る“は神話です。

日本が侵略戦争の出撃基地に

実際、在日米軍基地は、ベトナムやイラクなどの侵略戦争で米軍の出撃拠点となりました。アメリカが戦争を始めれば、守ってもらうどころか、戦争に否応なく参加させられる一これが日米安保条約です。

 

対等・平等・友好の日米友好条約に

安保条約は、第10条で"一方が通告すれば、1年後に終了"と定めています。国民多数の合意で、条約にもとづき軍事同盟をやめて、平和と友好の日米新時代をひらこうというのが共産党の提案です.。


日本が

攻撃されていないのに・・・

自公政権が強行した安保法制は、憲法違反の集団的自衛権を容認し、日本への攻撃がなくてもアメリカの戦争に参戦する仕組みです。過去最大の軍事費や「敵基地攻撃能力の保有」の検討など「戦争する国づくり」への暴走は、その具体化です。

安保条約の是非を脇において

憲法違反の安保法制の廃止、沖縄の米軍新基地建設の中止、核兵器禁止条約への参加…。緊急課題の解決へ、私たちは、"安保条約への賛否“をこえて、皆さんと力をあわせます。 

9条守れ、憲法生かせ」

の大運動を

 

自民・公明政権の狙いは9条改憲で、大手をふって戦争できる国にすることです,共産党は、始まった新しい憲法署名を広げる先頭にたってがんばります。


米中の覇権争いが強まるもとで、いま必要なのは、米中をふくめた「平和の枠組み」をつくることです。軍事対決のエスカレートではありません。

あらゆる紛争を話し合いで解決

お手本がASEAN(東南アジア諸国連合)に。「紛争の平和的な解決」を義務づけた友好協力条約をむすび、東南アジアを「分断と敵対」から「平和と協力」の地域に変えました。

米中日を加えた「東アジアサミット」で

この「平和の枠組み」を東アジア全域に広げる一いまASEANは米国、中国、日本などをふくむ「東アジアサミット」を毎年ひらき、東アジア規模での友好協力条約をめざして努力しています。

憲法9条生かした平和外交こそ

 

 

9条をもつ日本がやるべきは、ASEANと手を携えて、「東アジアサミット」を「平和の枠組み」として活用・強化する平和外交にとりくむことです。


⑩まで有りますが続きは後程